【遺言相続ニュース】資産家女性の遺言書偽造=死亡後に財産奪う

2月 1日(火) 13時 39分配信
資産家女性の遺言書偽造=死亡後に財産奪う―容疑で数人逮捕、組関係者か・警視庁

東京都台東区の女性が死亡した際、遺言書を偽造して裁判所に提出し、財産相続権があるよう装ったとして、警視庁組織犯罪対策4課などは1日、有印私文書偽造、同行使容疑で数人を逮捕した。一部は指定暴力団山口組系暴力団とつながりがあるとみて捜査する。

捜査関係者によると、数人は2008年秋ごろ、台東区浅草の80代女性が死亡した際、女性の遺言書を偽造した上、東京家裁に提出して行使した疑いが持たれている。
自分たちに正当な遺産相続権があるように偽装。多額の財産を手にしたとみられる。

女性は資産家として知られていたという。

預金2億と自宅の土地も=偽造遺言書で遺贈装う

時事通信 2月 1日(火) 19時 14分配信

遺言書を偽造し、死亡した女性の財産が遺贈されるよう装った事件で、女性の財産には少なくとも2億円の預金と自宅の土地約80平方メートルが含まれていたことが1日、捜査関係者への取材で分かった。

警視庁組織犯罪対策4課は同日、埼玉県八潮市中央、指定暴力団山口組系暴力団の元組員北村信(51)、国立市富士見台、無職岡宗晶子(75)両容疑者ら5人を逮捕。女性の財産が両容疑者らに渡ったとみて調べる。

同課によると、女性は2007年2月にうっ血性心不全で85歳で亡くなり、少なくとも2億円の預金があったほか、台東区浅草の自宅の土地79.23平方メートルを持っていた。

女性は身寄りがなく、財産は家裁が選んだ相続財産管理人に委ねられたが、岡宗容疑者が08年6月に受遺者の申し出をしたという。

偽造の遺言書は06年5月5日付で、女性の筆跡がまねられ、印鑑も押されていた。「(岡宗容疑者とは)1996年ごろから親交があった。姉妹以上の間柄だった」「全財産を換金してください。全ての金は岡宗晶子に遺贈します」と書かれていた。

岡宗容疑者は「遺言書は女性からもらった」と説明したが、実際には面識がなかったとみられる。 

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こういう事件が発生してしまうと、やはり公正証書遺言にするべきでは、と思ってしまいます。

公正証書遺言は公証人が必ず面談を行なって作成しますので、その意味では本人確認がなされています。

しかし、自筆証書遺言ではこういうことが起こりうる・・・『自筆証書遺言の簡潔さ』の裏返しのように思います。


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